ネガティブニュースばかりの福祉業界という誤解

電通女性社員自殺問題の話題で、すっかりタイムラインが埋まっていますね・・。









電通は過去にも一度あったとのことですが、多忙で有名な広告代理店業より、
残業・過労による自殺や病死、というと、やはり介護業界が多い印象がありますね・・



ダークな話題が多いこと、すなわちダークな業界。ではない

新事業の介護情報サイトの立ち上げで、福祉業界に関係するまでは、
介護や保育などのニュースは、どうしても明るい話題が少ないように感じていました。

虐待や死亡事故、事件。人手不足から低賃金問題、サービス残業そして過労・・

そのため、福祉業界自体が相当にブラックな環境で、そんな業界で働く人を可哀想にさえ思っていました。

しかし、実際に福祉に関係するようになってから、保育士や介護士の方々とお話する機会が増えると、
思ってほどの劣悪な状況でないことに気づきました。

テレビや新聞やネットなどのメディアに、ダークなニュースばかりを取り上げられるために、
世間に陰湿な業界であるとイメージ付けられてしまったのかもしれません。




介護・保育などのニュースは、暗いものが”目立つ”

特に人間同士と直接的に深く関わる業務であるために、
何かのトラブルがあったときに大きく話題になりやすいのだと思います。

事実、どの業界にも、事故・事件、人手不足やら賃金問題など、必ず存在するものです。

電通の過労死問題も大きな話題ですが、
少し前のワタミグループも同様の過労死問題が大きく取り上げられてましたね。

広告の業界でも、飲食業界でも、お役所も、政治も、芸能界も、
ダークな問題はどこにでも多く存在します。

福祉業界は相対的にダークな問題が多めなのかもしれませんが、
絶対的に真っ黒なわけではないのだと思います。



総論

あらゆる情報が簡単に手に入る時代で、むしろ、こちらから取りに行こうとせずとも
勝手に受信してしまう機会も多いこの現代では、情報を深く読む力が必要になっています。

ブログやまとめ記事から得られた端的な情報で、全てを判断しない注意が必要なのだと思います。
さらには、その記事の著者が書いた結論を鵜呑みにするのは、最もNGですね。

入手した情報から、結論を考察するのは、絶対に自分の頭でないといけませんね。